ツキノワグマの展示場の変化いろいろ。
動物園では動物たちの豊かなくらしや、退屈な時間を少しでも減らす取り組みをしており、このことを「環境エンリッチメント」といったりします。今回はツキノワグマの展示場にある環境エンリッチメントの一部をご紹介したいと思います!
まずは比較のためクマの獣舎「クマのすみか」ができたばかりの頃の写真です。


今から約15年前、クマのすみかができたばかりのころのツキノワグマ展示場です。
工事後まもなくということもあり、下草もあまり生えていない状況でした。
それから約10年…2019年ころの写真です。


大きな丸太を入れたり、撒いた種が芽を出し草もびっしりと増えました!
それからまた5年。春夏秋冬では…

春には植えたフキが芽を出し…

夏にはプールに入って涼を取り…

秋には敷き詰めた落ち葉でお昼寝…

日立には珍しい冬の雪にしゃいでみたり…
春夏秋冬の変化のなかでも様々な表情を見せてくれるクマたちと展示場。
もっとよりよい展示場にしようと色々な取り組みも増やしていきました。

まずは大きな丸太を増やしてみました。
気持ちのいい晴れた日には置いた丸太を枕にして、また昼寝…


他にも、ほしいものリストでいただいた、ボール型のフィーダー(動物用のエサ入れ)を設置しました。中にはエサが入っておりコロコロ転がして探したり…

パイプを揺することで上部の傘に入ったエサを落とすフィーダーを設置。
ナオ♂はゆさゆさ揺すって上手にエサを取り出します。


4mほどの松の木を立て、木にはボールのおもちゃが追加されたり…


竹筒のフィーダーが増えたり…

立ち木の丸太を立てたり…


と、少しずつではありますが、クマたちが楽しく豊かに暮らせる展示場に様々な変化と改良を重ねています。動物園にご来園の際には動物だけでなく、その展示場にもご注目いただけると幸いです。
クマ担当 ヤマシタ