梅雨もあけ、夏真っ盛りの天気が続く毎日です。
今年は梅雨らしい雨もそこまでなかった印象でした。
その分、早めに夏を感じるような暑さ…。
動物たちも早めの暑さ対策を行っています。
日よけを設置したり、扇風機やエアコンを稼働させたり、時には早めに寝室へ帰ったり。暑さ対策は動物によって様々です。
そんな中、暑さ対策で自ら水浴びをして涼をとる動物がいます。

アジアゾウです。

長~い鼻を器用に使って、バシャバシャと体にかけていきます。

時にはホースで水を出し、飼育員も水浴びをお手伝い。
ミネコは28度を超えるとよく水浴びをしているのですが、スズコはというと…。
熱中症警戒アラートが危険レベルにならないと水浴びをしない印象です。


という事で、とても暑くなる前に、おーいホースで水浴びするよ。と体にかけてあげます。



スズコにとってはありがた迷惑かもしれませんが、早めに体を冷やすことも大切です。
最初は気分が乗らずともそのうち水浴びスイッチが入り、30分以上水浴びすることもあります。


長~い鼻は時に10L ほども水をためられます。
沢山ためて、一気に体にかけたり、ごくごく水を飲んだり。


水浴びが終わったあとは、肌を守るために砂浴びをします。

体に砂を浴びることで、紫外線や虫から体を守ります!
暑い季節によく見られる水浴び行動。
ぜひタイミングが合えばどんな風に鼻を使っているか観察してみてください!
ゾウの水浴びを見るのが好きな飼育員 西川